2015年09月22日
<プレイステーションVR>業界注目のHMD、他業種からも打診 課題は「ゲーム酔い」
ソニー・コンピュータエンタテインメントが2016年上半期に発売予定のプレイステーション(PS)4用ヘッドマウントディスプレー(HMD)「プレイステーション(PS)VR」。スマホゲームに押されて苦戦が続く家庭用ゲーム機だが、巻き返しの“切り札”として期待を集めている。PSのコンテンツ事業を統括する伊藤雅康EVP(エグゼクティブ・バイス・プレジテンド)に企画の誕生や、将来への展開などについて聞いた。
--誕生の経緯は?
PS4が発売される前の2010年の秋ごろから開発が始まった。VR自体は昔からあるもので、液晶、レンズなどが小さく安価になったのが大きかった。手軽なメガネ型でなく、ゴーグル型を選んだのは、装着しづらいなどの弱点があるものの、視界をすべて覆うことで、ゲームへの没入感が欲しかったからだ。
--発表して1年がたつが手応えは?
怖いぐらい反響がいい。ただ社内でも議論しているが順調と思ってない。ショーで体験してすごいと思っても、自宅で装着して、毎日使ってもらえるかがポイントだと思っている。
--価格、想定するユーザー層は?
価格はまだ言えない。ただ自宅で毎日使ってもらえるのがポイントと思っているから、そのためには高い値段はつけられないと思っている。もちろんPS4とセットで買ってもらえるのはありがたいが、まずはPS4を持っている人向けになる。他社のVRもあるが違いは、他社はハイエンド(高性能)のPCが必要になる。PSVRは、(ハイエンドPCより安い)PS4を買えば遊べるのが利点だ。
--発売時期を16年上半期(~6月)にしたのはなぜか?
現在は「ゲーム酔い」を解消するべく注力している。「ゲーム酔い」は個人差が大きいものの、できるだけ万人が酔わないようにするにはどうすればいいか、ライセンシー(ソフト供給メーカー)と議論しながら制作している。その改善したソフトが出るのが来年の上半期になる。
--誕生の経緯は?
PS4が発売される前の2010年の秋ごろから開発が始まった。VR自体は昔からあるもので、液晶、レンズなどが小さく安価になったのが大きかった。手軽なメガネ型でなく、ゴーグル型を選んだのは、装着しづらいなどの弱点があるものの、視界をすべて覆うことで、ゲームへの没入感が欲しかったからだ。
--発表して1年がたつが手応えは?
怖いぐらい反響がいい。ただ社内でも議論しているが順調と思ってない。ショーで体験してすごいと思っても、自宅で装着して、毎日使ってもらえるかがポイントだと思っている。
--価格、想定するユーザー層は?
価格はまだ言えない。ただ自宅で毎日使ってもらえるのがポイントと思っているから、そのためには高い値段はつけられないと思っている。もちろんPS4とセットで買ってもらえるのはありがたいが、まずはPS4を持っている人向けになる。他社のVRもあるが違いは、他社はハイエンド(高性能)のPCが必要になる。PSVRは、(ハイエンドPCより安い)PS4を買えば遊べるのが利点だ。
--発売時期を16年上半期(~6月)にしたのはなぜか?
現在は「ゲーム酔い」を解消するべく注力している。「ゲーム酔い」は個人差が大きいものの、できるだけ万人が酔わないようにするにはどうすればいいか、ライセンシー(ソフト供給メーカー)と議論しながら制作している。その改善したソフトが出るのが来年の上半期になる。